出発前に、通過する場所の公式の大気質の助言を確認し、それに合わせて1日を変えましょう。煙の注意情報で、ルート、屋外にいる時間、泊まる場所が変わることがあります。避けたい地域を走らないと着けないなら、その日の終点のホテルは十分な代案にはなりません。

朝食を終えて出発する前に、どのサービスを読んでいるか、そのメッセージが自分たちにどう当てはまるか、予定の走行が成り立たなくなったらどうするかを確認しましょう。

訪れる場所を担当するサービスを探す

担当する国や地域の大気質・公衆衛生機関から確認を始めましょう。出発する町、気になるルートの区間、宿泊地を調べます。煙はルートの始点と終点に合わせて動きません。カナダ保健省は、山火事の煙が数千キロメートル運ばれることがあると説明しています。

以下は公式情報を探す入口の例で、世界全体を網羅した一覧ではありません。

旅行する地域 公式情報の入口 数値を使う前に確認すること
米国 AirNowの火災・煙マップの利用ガイド 煙については微小粒子による汚染と、その場所の助言を確認。煙の見通しが出るのは一部の地域のみ。
カナダ カナダ保健省の山火事の煙と大気質の案内 AQHIと大気質の注意情報を確認。リンク先のケベック州向けInfoSmogも含む。
英国 Defraの日次大気質指数DAQIのガイド 公式予報と、該当するDAQI区分の健康上の助言を開く。

それ以外の地域でも、いつものアプリが現地の公式尺度を使っていると思い込まず、目的地の担当機関を探してください。言語と対象範囲の注記を読みましょう。画面が翻訳されていても、データが示す指標や地域は変わりません。

見ているのが最近の測定、予報、煙の見通しのどれかを確認し、場所、更新時刻、対象期間を書き留めましょう。朝食時の現在の値は、午後の谷の予報ではありません。AirNowのマップガイドは、別の場所を調べ、その測定値、最近の傾向、提供されている煙の見通しを開く方法を説明しています。見通しがないことは、煙がないという保証ではありません。

火に関する規制、道路閉鎖、緊急時の指示は、それぞれ公式情報を確認する必要があります。避難を指示されたら、行程表の次の確認時刻を待たず、直ちに現地当局の指示に従ってください。カナダ保健省の山火事の案内も、この優先順位を明示しています。

その指標の健康上の助言を読む

指標は大気質と健康への懸念を伝えるためのものです。数字は、その定義と一緒に読んで初めて意味を持ちます。米国のAQIには名称付きの6区分があり、カナダのAQHIは1から10+の尺度、英国のDAQIは1から10のレベルを4区分に分けたものです。同じ物差しではありません。あるサービスで使っていた数値の境目や色を、別のサービスへ持ち込まないでください。

同乗者も含め、全員に当てはまる助言を読んでください。一般の人向けと、大気汚染の影響を受けやすい人向けでメッセージが異なることがあります。たとえば、Defraの現在の健康上の助言は、心臓や肺に疾患のある人と高齢者を区別し、医療者の助言と合意済みの対処計画に従うよう求めています。

激しい運動についての指示を、何時間もバイクに乗ってよいという許可に読み替えないでください。実際の助言が何を減らす、予定変更する、避けるよう求めているかを読み、個別の医療上の助言にも従いましょう。すべての人、屋外にいる時間、ルートに対して走行を認める共通のAQI値は、ここでは示しません。中程度以上の汚染について、Defraは新しい症状や悪化した症状があれば医師や看護師に相談するよう助言しています。指標を使って原因を診断したり、走り続けても大丈夫と判断したりしないでください。

視界と大気質を分けて考える

道路を見るための視界が必要ですし、その日を過ごす空気も考える必要があります。両方を確認しましょう。ケベック州の公衆衛生ガイドは、煙が見えなくても大気質が悪くなっていることがあると注意しています。ホテルからの眺めが澄んでいても、現地の大気質の確認には代えられません。

同じように、マップの色の付いた煙の範囲を道路の高さでの測定値として扱う前に、レイヤーの説明を読みましょう。AirNowの山火事マップの説明は、微小粒子の測定値、煙の広がり、火災位置、見通しを区別しています。それぞれ別の問いに答えるものです。大気質の色だけでは、道が開いているか、次のカーブが見えるかも分かりません。

視界のため走行が成り立たないなら、大気質の区分に関係なく計画を変えてください。視界を考慮した計画ガイドは、見える範囲が限られるときの計画を別の課題として扱っています。煙の健康影響の尺度ではありません。

ツーリングの1日全体を変える

走行だけでなく、荷造り、給油、待ち行列、道路沿いの昼食、観光など、屋外で過ごす部分を計画に入れましょう。AirNowの煙に関する案内は、大気質が改善する時間へ屋外活動を移し、空気のきれいな屋内で休憩することを勧めています。同じ影響地域の中でもう少し景色のいい道を探すより、景色を楽しむ周回を省く、屋内で待つ、次のホテルまでの走行を中止することが役立つ場合もあります。

代替ルートについても、その場所の大気質、公衆衛生の助言、道路状況を確認してください。高い道、早い出発、短い距離は、空気がよいという証明にはなりません。情報から代案を支持できなければ、バイクに乗らない1日も実際の選択肢として残しましょう。

屋内の計画を具体的にしましょう。宿泊先へ連絡し、部屋を長く使えるか、別の場所へ早く入れるか、手配中に適切な屋内で待てるかを聞きます。室内の冷房と、空気ろ過を含む煙への対応も確認してください。エアコンがあるという表示は、大気質の測定結果ではありません。AirNowも屋内を涼しく保つことを重視しています。窓を閉めた暑すぎる部屋で待つのでは、使える代案にはなりません。

予約の締切が走る圧力になる前に、変更を確認しましょう。到着が変わりそうなら次の宿へ伝え、もう1泊する場合の条件を調べます。予約を守るためだけに影響地域へ走り込まないでください。数日間の計画ガイドでは区間と宿泊予定に余裕を残す方法を、暑い日のガイドでは体を冷やすという追加の問題を扱っています。

ホテル間の走行を中止する架空の1日

これは架空の計画例で、現在の警報、大気質の予報、医療上の推奨ではありません。二人のライダーは09:00に出発し、景色のいい谷の周回ルートを通って、16:30に次のホテルへ着く予定でした。朝食時、架空の現地公式サービスが、ルートを含む地域で屋外にいる時間を減らすよう助言したとします。二人には、その問題を避けられると確認済みの代替ルートがありません。

時刻 確認・手配すること 変えること
07:30 注意情報の対象地域、有効期間、二人に当てはまる健康上の助言を読む 周回を省き、出発の判断を保留する。
08:00 適切な屋内の待機場所を確認し、両方の宿に連絡する 部屋を出る時刻を遅らせる手配をし、次の予約の変更を相談する。
10:00 公式情報を再確認しても、同じ助言が続いている 今日の次のホテルまでの走行を中止し、適切な宿泊先を確保する。
15:00 翌日の公式の見通しと道路情報を見る 明日のルートと予約に余裕を残し、一晩で問題が終わると思い込まない。

確認時刻は忘れないための目安で、空気が改善する時刻の予測でも、次の行まで屋外にいてよいという許可でもありません。緊急時の指示や誰かの体調不良があれば、それより早く計画を変えます。後の情報で別の移動が可能と判断できたら、その出発、到着、宿泊を確認して、新しい旅程として組み直してください。

印刷用の煙と大気質の確認記録

出発前に停車した状態で記入してください。色付きマップや電波がなくても分かるよう、助言を言葉で残しましょう。日付、出典、限界についての説明も一緒に残します。これは計画時点の記録で、現在の注意情報でも、健康上の許可でもありません。

計画する項目 メモ
日付、ルートの区間、予想到着時刻
公式サービス、出典のアドレス、確認時刻
指標名、場所、報告値、区分
測定か予報か、更新時刻、対象期間
当てはまる健康上の助言と、それを受けて変えること
別に確認した道路・火災・緊急情報
適切な屋内の待機場所と宿泊先の連絡先
短い案や代案とそれぞれの確認、中止の選択肢
次の確認時刻、予約の締切、連絡する相手

シートを見直すときは、担当機関の現在の指示と、個別の医療上の助言に従ってください。昨日のメモ、澄んだ眺め、整った行程表だけでは、今日の判断はできません。