ルートはスマートフォンの中。ホテルの住所も予約番号も、一緒に走る仲間からのメッセージも同じ場所。画面が真っ暗になるまでは、とても便利です。
バイクのナビの予備は、一つの問いに答えれば十分です。この端末が役に立たなくなったら、どう適切な次の立ち寄り先へ行くか? 今夜のホテル、人のいるガソリンスタンド、グループで決めた集合の町かもしれません。景色のよいカーブを全部もう一度保存する必要はありません。落ち着いて判断できるだけの情報が必要です。
準備は自宅で。問題への対処は、走行車両から離れて安全に停車してから行いましょう。
通信が切れる? 端末が使えない?
この二つには、別の備えが必要です。
端末は動くが、通信できない。 選んだナビアプリがその地域のオフライン利用に対応し、必要な範囲を保存していれば、ダウンロードした地図が役立ちます。画面にルートが見えているだけでは、地図、目的地検索、経路の再計算がオフラインで動く証拠にはなりません。
例えばGoogle マップのオフライン案内は、ルート全体がダウンロードした範囲内にあることを求めています。オフラインの車向けナビでは、交通情報と代替ルートの提案が使えません。ダウンロードに対応しない国や地域もあります。Appleのオフライン地図の説明も地域による制限を挙げ、ダウンロードした地図は端末間で同期しないと説明しています。
代替の道路や宿泊先も含め、ルート周辺の役立つ範囲をダウンロードします。旅行前に完了していて最新か確認し、実際に自分の端末で何が動くか試しましょう。
端末そのものが動かない。 その端末のオフライン地図は、電池切れ、画面の破損、端末の紛失には役立ちません。同じ端末の別アプリも同じ問題を抱えます。ここで紙、別に準備したナビ機器、一緒に走る人が独立して準備したスマートフォンが役立ちます。
出発前に不具合を試してみる
駐車した状態で、知っている目的地を使って試しましょう。
- ナビアプリで必要な地図範囲をダウンロードします。目的地の番地まで含む住所を、端末内で開ける場所に保存します。
- モバイルデータとWi-Fiを切ります。機内モードでも試せますが、Wi-Fiがオンのままではないか確認してください。
- ナビアプリを閉じて開き直します。目的地を見つけ、道路を表示し、車向けルートを計算できますか?
- 別の出発地点と短い代替ルートも試します。以前読み込んだルートが一度動いただけでは、この機能の確認にはなりません。
- 終わったら通信を戻します。予備として使う端末でも同じ確認を行います。
メニュー名、オフライン機能、ダウンロードできる範囲はアプリや端末によって異なります。提供元の最新の案内を使ってください。試して失敗することにも意味があります。濡れた駐車場ではなく、ソファで直せるからです。
充電の仕組みは別に確認します。普段の画面の明るさ、ナビ、マウント、充電ケーブルを使い、慣れた周回ルートを走ります。停車時に、実際に電池残量が増えたのか、減る速度が遅くなっただけなのか確認しましょう。使い方に合うなら互換性のある予備ケーブルと充電済みのモバイルバッテリーを持ち、それも試します。
充電では画面の問題すべてを解決できません。Appleは、長時間の日光や暑い環境でのナビ使用が性能に影響すると説明しています。温度保護によって画面が暗くなったり、充電が止まったりすることがあります。警告が出たらメーカーの冷却方法に従いましょう。停車して端末の回復を待つ選択肢も含めておきます。
国境を越える前に、通信会社の対象国、ローミング設定、データ容量を確認します。EUのローミング案内は適正利用に関する制限を説明しています。今回の旅行で何が含まれるかは、自分の契約で決まります。手頃なローミングは便利ですが、すべての道路でつながる保証ではありません。
予備を独立させる
メインの端末がなくても、三つを確認できるようにします。
- ルートの概要: 通る主要な町を順番に、役立つ主要道路の番号、宿泊先への簡単な道。
- 目的地: 宿泊先の名前、番地まで含む住所、国番号付き電話番号、到着時の案内。予約アプリのリンクだけでは足りません。
- 立て直しの計画: 道が分からなくなったときの停車先と、リアルタイムのメッセージなしでグループが再集合する方法。
小さな地域の紙地図があると、ルートカードの位置関係が分かります。出発前に宿泊する町と主要ルートへ印を付けましょう。地図とカードは濡れない場所に置き、荷物を全部降ろさずに取り出せるようにします。読むのは停車中です。
予備が別の端末なら、地図と目的地を独立して準備します。メインの端末をテザリングに使ったり、ログイン承認に使ったりせず必要な物を開けるか確認しましょう。可能なら電源の手配も別にします。
グループでは、名前のある集合場所と、誰かが来なかったときの対応を決めます。全員が住所を持つ必要があります。「位置情報を送るよ」は、まさに失う場合に備えている通信を必要とします。
路上で困った架空の例
ホテルへ行く前に、景色のよい丘陵区間を走る日を想像してください。これは架空の計画例で、実際の道案内ではありません。
昼食時に充電の問題が起き、端末が停止します。印刷したカードには次の町、ホテルの住所、残りの景色のよい寄り道を避ける幹線道路の代替ルートがあります。地域の地図で町同士のつながりが分かります。
これなら簡単な行程を検討し、標識を確認し、必要なら止まって道を尋ねられます。電話を借りられれば、ホテルの番号を使って到着を相談できます。カードはすべての曲がり角を再現せずに役割を果たしました。
代替案にも判断は必要です。印刷したルートでは、新しい通行止め、悪化する天気、自分の疲労は分かりません。現在の標識と規制に従いましょう。適切な進路を確認できなければ、知らない道を当てずっぽうで進まず、適切な停車場所にとどまって支援を手配します。
一日用ルートカードを印刷する
走る日ごとに一枚記入します。停車時に読めるよう短く書き、広い位置関係には別の地図を使ってください。この表はアプリ、色、モバイルデータなしで紙の上でも使えます。
| 一日用ルートカード | 自分のメモ |
|---|---|
| 日付と出発する町 | |
| 主要な町、通る順に | |
| 役立つ道路番号と次に標識に出る町 | |
| 予定の給油・休憩先 | |
| 簡単な代替ルート | |
| ホテル名と番地まで含む住所 | |
| 国番号付きホテルの電話番号 | |
| 到着期限、タイムゾーン、入館方法 | |
| グループの集合場所と合意した待ち方 | |
| 地図・ダウンロードの確認と確認日 |
カードにはパスワードや支払い情報を書かないでください。行程が変わったら更新し、コピーをメインの端末とは別の場所に置きます。
残りの準備には海外バイク旅行チェックリストを使ってください。この小さな予備を用意すれば、スマートフォンの問題にも対応する計画ができます。