海外でバイクが故障したら、まず自分と同乗者を差し迫った危険から守ります。その後、誰がバイクを搬送するか、次の数時間をどこで過ごすか、誰が費用を承認したかの三つを確認しましょう。
困るのは、それぞれ別の手配になり得ることです。トラックが来るのは第一歩ですが、今夜の宿やバイクの自国搬送まで自動的に決まるわけではありません。
このガイドは機械故障を扱い、欧州の例を使います。事故、けが、火災、危険な障害物では、緊急対応と別の保険手続きが必要になることがあります。現地の指示に従ってください。補償は支援サービスの契約で決まります。
路上では人の安全を最優先
まだバイクを制御できるなら、可能な範囲で走行車両から離れた適切な場所へ移動します。装備されていればハザードランプを使いましょう。行程を守るために、車の流れを横切ったり、走行車線で押したり、特定の出口まで無理に進んだりしないでください。
高速道路での路上修理は専門家に任せます。英国DVSAのバイク故障時の案内は、高速道路上の修理を避け、停止したバイクの近くで待たないよう勧めています。左側に停止するという指示は英国の道路を前提にしたものです。海外では該当する現地の手順に従いましょう。
車道から離れた保護された場所へ安全に行けるなら、そこで待ちます。交通にさらされるなら荷物を取りに戻らないでください。安全な場所に行けない場合は、緊急通報の担当者に自分とバイクの位置を正確に伝え、指示に従います。EUでは、112で緊急対応機関に無料でつながります。機械故障の支援を予約する一般窓口ではありません。EUの緊急通報番号案内を参照してください。
道路によっては、搬送できる業者が決められています。フランスのコンセッション方式の高速道路では、道路運営会社が認定搬送業者を手配する必要があるとService Publicが説明しています。VINCI Autoroutesの故障時の案内は、非常電話やSOSによる通報方法、防護柵の後ろで待つことを説明しています。道路運営会社の指示に従い、自分の支援会社が直接高速道路へトラックを送れると思わないでください。
最初の支援電話で伝えること
差し迫った危険への対応が済んだら、契約に記載された支援番号へ電話します。道路運営会社がすでに最初の搬送を手配しているなら、まずそれを説明しましょう。その搬送を自分の補償へどうつなげるか、支援会社に確認します。
電話の担当者に次のことを伝えます。
- 契約番号と、国番号付きの折り返し番号。
- 道路、進行方向、最寄りの距離標や出口、安全に停車した状態で確認できるなら座標。
- バイクの登録番号、車種、搬送に影響する荷物やトレーラー。
- 警告、漏れ、パンクなど、自分が経験した症状。診断を作り上げる必要はありません。
- 人数、現在いる場所、急いで対応する必要がある体調や生活上の問題。
「バイクはどこへ行き、私たちはどう適切な場所へ移動し、どこまで私が手配を承認できますか?」と聞きましょう。案件番号を受け取り、次の連絡時刻を決めます。
状況が許すなら、追加のタクシー、ホテル、移動手段を自分で手配する前に承認を確認します。緊急時の安全確保が優先です。特定会社の例として、RACの欧州故障案内は、契約の上限内でフランスの高速道路搬送費用について承認を求め、領収書を保管するよう案内しています。領収書は支出の記録ですが、それだけで払い戻しが確定するわけではありません。
バイクをトラックへ預ける前に
到着した業者が手配された業者で、バイクの搬送だと分かっていることを確認します。行き先を聞きましょう。最初の保管ヤードと修理工場は別の場所かもしれません。
可能なら現在の車体の状態を撮影し、どの荷物が付いたままか記録します。安全に取り出せるなら、パスポート、薬、支払い手段、スマートフォン、充電器、宿泊先情報を手元に持ちます。鍵や書類を含め、何をバイクに残す必要があるか聞き、引き渡しを記録しましょう。
受け入れ先の連絡先と営業時間を確認します。ライダーと同乗者の移動方法も確認し、搬送トラックのキャビンに二人分の空席があると思わないでください。支援会社とバイクを預かる業者の連絡先を残します。
工場では、誰が診断と修理を承認するか確認します。見積もり、部品の入手見込み、保管料、次の連絡時刻を聞きましょう。支援、保証、車両保険の役割は異なる場合があります。他の誰かが費用を負担すると考えている作業に署名する前に確認してください。
現地で修理する、旅を続ける、帰国する?
人とバイクに、それぞれの計画が必要です。支援会社と次の質問を確認しましょう。
| 人 | バイク |
|---|---|
| 今夜はどこに泊まれますか? 承認された上限はいくらですか? | どこに保管され、保管料は誰が払いますか? |
| 公共交通機関や利用条件を満たすレンタカーで旅を続けられますか? | 誰が修理を承認し、どの費用が自己負担ですか? |
| 帰国するなら、ライダーと同乗者にどの移動が承認されていますか? | 自国への搬送を承認する前に何が必要ですか? |
| 同行者は一緒に滞在できますか? | どこへ届けられ、どう進捗の連絡を受けますか? |
レンタカーが役立つのは、利用条件を満たし、運転に不安のない人がいる場合です。免許条件、保証金、越境の許可、荷物スペース、返却場所をレンタル会社へ確認します。バイクの免許だけでは、必要な自動車の運転資格がない場合があります。
「自国への搬送」が、希望するディーラーへの即時搬送だと思わないでください。時期、行き先、書類、修理の評価、車両価値に関連する上限を聞きましょう。例えばRACの欧州商品案内は、車両が経済的に修理不能ではないことを自国搬送の条件としています。給付の上限は補償水準によって違います。自分の契約では異なる可能性があります。
バイクを残して出国する前に、合意した手配を書面で受け取ります。案件番号、保管業者の情報、承認、領収書をまとめて保管しましょう。契約に請求期限があれば、リマインダーを設定します。
金曜午後の故障の例
オランダ登録のバイクに乗るライダーと同乗者が、金曜日にフランスの町の郊外で故障したとします。これは架空の例です。二人は安全に道路から離れています。帰りの予約は月曜で、工場は月曜まで部品の入手見込みを確認できないと言います。
搬送を手配した後、承認される宿泊と、診断を待つべきかを支援会社へ聞きます。工場には帰りの期限を伝えます。月曜の予約のキャンセルや変更条件も、運営会社に直接確認します。
さらにホテルを予約したり飛行機で帰国したりする前に、人の帰国計画、バイクの保管手配、次の判断時刻を別々に確認します。この話は手順を示すもので、保険でその結果が保証されるという話ではありません。
ロードサービス連絡カードを印刷する
ブラウザーの印刷/PDFを保存メニューを使い、空欄を埋めて、スマートフォンとは別に取り出せる場所へコピーを保管します。このページは個人情報を保存しません。
| 出発前の確認 | 自分の情報 |
|---|---|
| 支援会社と契約番号 | |
| 国番号付き支援番号 | |
| バイクの登録番号と車種 | |
| 緊急連絡先と予備の番号 | |
| 現地の緊急通報番号と道路運営会社の指示 |
故障中に記録すること:場所と進行方向、案件番号、次の連絡時刻、搬送先、工場の連絡先、承認された支出、人とバイクの計画。
まだ立ち往生しておらず準備中なら、バイク旅行の保険確認と海外旅行チェックリストから始めましょう。搬送の補償が足りないと気づくなら、必要になる前が一番です。