バイクで出かける前は、雨雲レーダーで最近どこに降水が検出され、自分のルートに対してどう動いているかを確認します。時刻を読み、アニメーションを再生し、自分がいる予定の場所と雨を比較しましょう。色の付いた一枚のスクリーンショットだけでは、走行全体で雨に降られないかどうかは分かりません。
レーダーは時間ごとのルート予報を補います。近くの雨域が次の走行区間に到達したか、出発の計画を見直す必要があるかを判断するときに特に役立ちます。
レイヤーと時刻を確認する
まず地図が実際に何を表示しているかを確かめます。英国気象庁は、レーダーで観測した雨とモデルによる予報を区別しています。未来の画像は、過去の観測と同じアニメーションに表示されていても予測です。
色を読む前に、次を確認しましょう。
- 画像の時刻: この画像が示すのはいつの状況か? ページを開いた時刻が画像の時刻とは限りません。
- タイムゾーン: 現地時間かUTCか? 走行計画で使う時計に合わせます。
- タイムライン上の位置: 最新の観測、古い画像、未来の推定のどれを見ているか?
- 凡例: 色は降水の強さ、積算量、その他の測定値のどれを表すか? どの地図でも赤が同じ意味だと思わず、単位を読みましょう。
最新の画像が思ったより古い、または地図にデータ欠落の表示がある場合は、空白の場所を雨がない証拠として使わないでください。
一枚ではなく、連続画像を見る
走行ルートと近づいてくる雨域が入るところまで地図を縮小します。最近の複数の画像を再生し、移動方向、雨域が広がっているか、その後ろに別のにわか雨が発生しているかを見ましょう。
その後、動いている二つのもの、雨と自分のバイクを比較します。出発する町から離れる雨域でも、後で到着する道路を横切ることがあります。雨と同じ方向に走ると近くにとどまり続け、別の道路を選んでも雨と出合う地点が移るだけかもしれません。
アニメーションは、「東側の区間は自分が着く前に雨がやむか?」など、予報で確かめる問いを見つけるために使います。頭の中で雨域を地図上に動かして、正確な到達時刻を推定するのは避けましょう。英国気象庁は、局地的な強い雨が正確には予測しにくい場所で発達することがあると説明しています。
レーダーの切れ目から分からないこと
レーダーには観測範囲の限界があります。山が視野を遮ることがあり、レーダーから遠いほどビームが捉える空気の高度は高くなります。そのため、低いところでの降水を見落とす場合があります。米国国立気象局がこうした限界を説明しています。
空白の場所は道路の点検結果でもありません。前の雨で残った水、排水、泥、たまり水については何も示していません。薄い色でも、特定のカーブのグリップは分かりません。公式の警報と道路情報は別に確認し、走行中は実際に見える状況を使って判断してください。
降水の強さ、量、確率の違いは、バイクで走る日の降水確率ガイドをご覧ください。
出発を判断する具体例
途中にカフェがある、東向きの2時間の走行を考えてみましょう。時刻は判断を説明するための例で、現在の予報ではありません。
- 08:40に、08:00–08:35のレーダー画像を確認します。出発地域を横切る雨域が東へ動いています。
- 09:00に出発し、10:00頃にカフェへ着く予定でした。カフェはまだ雨域の前方にあります。
- 09:30まで待てば出発時の状況は改善するかもしれませんが、今考えるべきことは、さらに東で10:30頃に何が起きるかです。
- その区間の予報を確認し、出発前にレーダーを更新します。午後の帰り道を見直すときは、カフェの休憩も含めます。
後の画像で雨域の後ろに新しいにわか雨ができていたら、当初の「通り過ぎるまで待つ」という計画の修正が必要です。走行を短くする、予報を確認したうえで別ルートを使う、延期する、といった選択肢があります。狭い切れ目があるように見えても、急いで通り抜けようとしないでください。
最後のレーダー確認
スマートフォンをしまう前に、最新画像の時刻、注意が必要なルートの部分、再評価のために停車できる場所を把握しましょう。雨の区間に入る前に雨具を取り出せるよう、荷物の下に埋めずに収納します。
気象サービスのレーダーとMotoMeteoのルート予報(英語)を併用し、最近の観測と到着予定時刻の予想天気を比較しましょう。更新情報の確認は安全に停車してから行ってください。ルート天候計画ガイドでは、長い走行で役立つ確認地点を選ぶ方法を紹介しています。