予約する前に、同乗者と一緒に1日を計画しましょう。何を楽しみたいか、どこで休むか、どちらかが短い行程を望んだらどうするかを決めます。乗っていくことに同意したからといって、地図に追加できる景色のいい寄り道すべてに同意したわけではありません。
変更できるルートから始めましょう。そのうえで必要な条件を確認し、意思の伝え方を相談して、長い旅行も楽しめそうか二人で判断できる余裕のある外出を試します。
二人が望む1日から考える
こんなことを、率直に聞き合ってみてください。
- 走ることが中心の日なのか、どこかを訪ねる日なのか、それとものんびり宿泊地へ向かう日なのか?
- 二人とも外したくないのはどの部分で、どこは省いてもよいか?
- 同じ場所に泊まって短い周回ルートを走るか、荷物をまとめて次へ移動するか?
- どんなときに、どちらかが止まりたい、短くしたい、別の手段で移動したいと思うか?
魅力的な峠をもう一つ足す前に、その答えからルートを選びましょう。二人の経験と好みに合わせて計画します。初めてのツーリングのガイドは、行程全体、予約、1日の時間配分を扱っています。この相談で、そこに入れる二人共通の決定ができます。
予約前に同乗の基本条件を確認する
ライダーの免許、バイク、旅行先の規則で、その同乗者を乗せられるか確認しましょう。たとえば、グレートブリテンの免許規則では、該当する車種区分の有効な試験合格証明書を持つ場合を除き、二輪車の仮免許資格で同乗者を乗せることを禁じています。ハイウェイ・コード第85則は、同乗者を乗せる設計のバイクと、適切な座席も求めています。これはグレートブリテンの例です。必要に応じて子どもの同乗条件も含め、実際に通る場所の規則を確認してください。
米国二輪車安全財団(MSF)の同乗者向けガイドは、増える重量と同乗者の動きが操縦に影響すると説明しています。経験のある運転者、同乗者への事前説明、取扱説明書に従った設定と積載上限の確認を勧めています。
合計の積載量と必要な設定は、自分のバイクと荷物の取り扱い指示に従いましょう。出発前チェックリストは車両点検を、装備のガイドはライダーと同乗者の要件を扱います。ほかの人のバイクのタイヤ空気圧やサスペンション設定を、そのまま使わないでください。
書類では、車両だけでなく二人についても確認します。旅行保険のガイドでは、ライダーと同乗者について尋ねることを説明しています。レンタルなら、同乗者と行程をレンタル会社に確認しましょう。その回答が前提になる計画にお金を払う前に、疑問を解消してください。
停車中に、止まりたいときの相談をする
同乗者が停車を頼む、分かりやすい合図を決めましょう。その意味も話し合います。ライダーは交通の中で急に止まるのではなく、安全に停車できる適切な場所を探します。インカムが動かなくなったときの代わりの合図も決め、出発前に二人とも理解しているか確認してください。
相談が必要な決定は停車中にしましょう。交差点に近づきながら、午後の宿泊先を決める必要はありません。止まったら具体的に聞きます。装備が苦しくないか、寒すぎたり暑すぎたりしないか、予定のルートをまだ走りたいか、といったことです。
「あと何キロしかない」と説得しなくても、どちらも気持ちを変えられるようにしましょう。後ろから何も言われないことは、確かな返事にはなりません。暑い日は、暑さへの計画ガイドに症状や体を冷やす方法の詳しい説明があります。すべてを短いルートで解決できると思わず、必要なら止まって適切な助けを求めてください。
長い旅行の前に無理のない外出で試す
同乗者を乗せることに慣れていなければ、旅行前に資格のある指導者による講習を手配しましょう。MSFのガイドとバイクの説明書を参考に、車両と実際に使う手順について事前に説明する時間を取ります。
短くできる慣れた行き先を選び、止まって相談する場所も決めておきましょう。メーカーの上限を守り、旅行で使う装備と荷物を使います。終わったら二人で感想を確認してください。長い1日に決める前に、何を変える必要があるでしょうか?
行きと帰りの天気も、二人を前提に確認しましょう。荷物を積んだ二人乗りは、いつもの一人の周回ルートと同じとは限りません。風のガイドでは、荷重を増やしても突風対策にはならない理由を説明しています。天気と道路状況を別に確認した、短い代替ルートも残してください。
二つの1日プランを比べる架空の例
二人とも同じ町を訪ねたいけれど、一人はバイクを降りている時間をもっと取りたいと考えているとします。これは計画を比べるための架空の所要時間で、お勧めの走行時間や休憩間隔ではありません。
| 見込む時間 | 景色を楽しむプラン | 短いプラン |
|---|---|---|
| 走行 | 4時間 | 2時間30分 |
| 予定した休憩 | 20分を3回=1時間 | 20分を2回=40分 |
| 昼食 | 45分 | 45分 |
| 追加の遅れを含めない合計 | 5時間45分 | 3時間55分 |
出発時刻が同じなら、短いプランでは1時間50分の余裕ができます。その一部または全部を目的地で過ごす時間にしても、早く帰宅しても、その二つに分けてもかまいません。それでも確認が必要な計画であり、二人とも快適に過ごせる保証ではありません。さらに短い外出にする、休憩を増やす、バイクを使わない、といった選択もできます。
任意の景色のいい区間に入る前に、どこで最終判断をするか決めましょう。帰り道全体も再確認します。昼食が遅くなったり、最初の区間がつらかったりしたら、次の休憩を省くのではなく午後を変える理由になります。
二人の1日計画を印刷する
走る前に一緒に記入し、安全に停車したときに見直しましょう。これは選んだ内容の記録で、法的な資格、正しい車両設定、走り続けられる体調を確認するものではありません。実際の規則、取扱説明書、MSFの案内などの同乗準備ガイドに従ってください。どちらからでも計画の変更を求められます。
| 一緒に決めること | メモ |
|---|---|
| それぞれがこの1日に望むこと | |
| 主なルート、任意の区間、短い代替ルート | |
| 休憩を含めた出発と帰宅の予定 | |
| 最初の休憩場所とルートを見直す場所 | |
| 停車の合図と通信機器が故障した場合の代案 | |
| 天気、道路情報、計画を変える理由 | |
| 説明書・積載・装備の確認と未解決の疑問 | |
| 同乗の許可、保険、予約について確認した回答 |
未解決の答えは見える形で残し、それを当てにする前に解消しましょう。1日分のナビの備えと一緒に持ち、故障で旅が中断した場合に、二人ともどう移動を続けるか、どう帰るかを確認してください。